退職プレゼントのマナー
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退職時のプレゼントをする時には失礼があってはいけません。
退職する方にとっては一生に一度の節目のイベントですので水を差すことがあってはいけませんし、ほとんどの場合、退職される方は大変お世話になった方ですのでポイントを抑えつつ気持ちを込めたプレゼントをお送りして気持ちよく送り出したいものです。
そこで退職祝いをプレゼントするときに外せないポイントを書いていきたいと思います。
避けたい退職のプレゼント
まず、退職のプレゼントの時には避けた方がよいアイテムがあります。
下着
グラス
現金
・下着
目上の方へは下着など下に身に着けるものは「下に見ている」とされタブーです。最近ではおしゃれな下着もあり、プレゼントとしてダメではありませんが、気にされる方がいるのであれば避けるのが無難というものです。
同様に靴下や室内履き、踏んだり、敷いたりするものなども同じ理由で避けたほうがよいです。
・グラス
前途を祝してのプレゼントですので割れたり壊れやすいイメージのあるものはタブーとされています。
こちらは気にしている人はそこまで多くないので、よい品物があればプレゼントしてもよいかもしれません。
・現金
目上の方にお金を贈ることは失礼とされていますし、味気なく金額も当然まるわかりですので特別な理由がない限りは避けましょう。
退職のプレゼントを贈る時期
退職のプレゼントを贈る時期は退職を知ってから1、2週間程度で送るのが一般的です。
送別会が開催される場合はそちらで退職のプレゼントを贈ることも多いですが、関係が深くお世話になった方には個人的にプレゼントをしても問題ないです。
個人的に渡す場合は最終日近くなどにこっそり渡しましょう。(渡さない方にきまずい思いをさせないため。)
送別会が開催されない場合は、一般的に開催するであろう所属部署や仲の良い方に相談しつつ開催を検討してみてもよいかもしれません。
退職のプレゼントの予算について
拠出する人数にもよりますが、定年退職などの場合は10,000円から30,000円程度が相場のようです。
転職などによる退職の場合は人数にもよりますが10,000円程度、個人的に贈る場合は数千円程度が相場のようです。
予算はあくまで目安でやはりプレゼントする際に気持ちをこめることが最も重要です。
予算ごとのプレゼントはこちらにまとめていますので参考にしてもらえると幸いです。
予算から考えるプレゼント
退職祝いのお返しについて
慣例としてお返しは不要ですのでお断りしましょう。
なお、寿退社の場合は結婚式の引き出物と同様のものをお返しとして贈るのが慣例で、式に出席している人には半額くらいの品を贈るのが一般的です。
まとめ
退職のプレゼントは感謝の気持ちがもっとも重要ですが、押さえるところを押さえていないと反感を覚える人もいるでしょうし、スマートさに欠けますので退職のプレゼントのマナーを守りつつ気の利いたプレゼントを考えたいですね。
退職する方が目上の方の場合はさらに気を使いますので、別に記事をまとめていますのでご覧ください。
気を付けて!上司に贈ると失礼になる5つのプレゼント